作業療法ならではの「ものづくり」の面白さ

こんにちは。作業療法学科の船迫です。
作業療法では治療手段の1つとして手工芸(ものづくり)を利用します。
作業療法学科2年生の授業(基礎作業学Ⅲ)では、様々な手工芸を体験し、その作業の特性や治療的な活用について考える(作業分析といいます)ことをします。
今回は、レザークラフト(革細工)を体験しました。
作成したものはコインケースです。
革を切り出し~スタンピング、カービングという技法を用いて革にデザインをいれ~留め具を付けて完成です。
30分~1時間程で仕上がります。レザークラフトは作るものにもよりますが、写真の通り、素材が良いのでかかった時間や労力以上に出来栄えがよく見えますので患者さんのこころに与える影響も上々です。
学生さんには物づくりの楽しさをまず経験してもらいたいというところから考えています。
 
もちろん作品完成後には、作業分析もしましたよ!
今週のオープンキャンパスでもレザークラフト体験(写真のコインケースづくり)と作業分析を用意しています!