思いをカタチにするしごと「作業療法士」

こんにちは、作業療法学科の藤田です。

この前のブログで四元先生が鹿児島県作業療法学会で賞を受賞したと報告させて頂いた第二弾の報告です。

四元先生は演題発表に加えて、チャレンジ企画「私達・私の作業療法」でも発表されていますので、報告致します。

 

藤田:チャレンジ企画賞での発表についてお聞かせください。

四元:今回、私が今感じている作業療法「観」と人生「観」の接点について鹿児島県作業療法学会で発表させて頂きました。

まず、この発表のきっかけですが、演題募集で座長(発表等の進行係)が誰かわかったからです。(^^

藤田:といいますと?

四元:私が臨床現場で働いている時に、彼(座長)が臨床実習生として勤務している病院へ学びにきたときに出会いました。

藤田:実習で出会った教え子になるのですね。

四元:社会人になってからも、対象者ファーストの姿勢は学生時代と変わらずで、とても熱心な方です。

私なりに発表を通して、座長を務めている彼へのリスペクトの気持ちを伝えたかったこと。

作業療法学科を代表して発表をすることで、学校は相変わらず元気っす!となど、気持ちが入っています。

藤田:立派に座長を務めていましたね。教え子が座長で、四元先生が演者だったんですねぇ。

四元:すごいですよね。

内容ですが、養成校教員となったきっかけとそのきっかけが、修士論文の研究テーマへ繋がっていることからスタートします。

その研究結果から得た学びは、①2D動画授業・教材開発へ発展します。

このきっかけは、藤田先生へ相談したことがはじまりです。

現在は、理学療法学科とコラボした作品も含めて8作品あり、今も、授業等でフル活用です。

②本学科の特色でもある「たてわり」授業についても紹介。

試行錯誤を重ねて今年で8年目。1~3年生をごちゃまぜにしたグループをつくって、ひたすら自分の作業療法「観」について語る授業です。

各グループで、多くのドラマが生まれので、その過程を見ていて楽しいです。

③原田学園姉妹校で行われる「保育観察実習」のこと、④多職種連携教育についても紹介しました。


さて、私の人生「観」の礎となる、地域とのつながり。

現在、小学校へ出向き授業補助員としてボランティア活動をしています。

家庭科の授業で介入しているのですが、小学生を相手に縫い物のいろは、ミシンのいろはを伝えるので、日ごろの伝達力が試される機会。

勉強になります。今年1学期に5年生の女の子から「玉結びができなかったけど、できるようになった」とお礼の日記を見せて頂きました。

とても嬉しかったです。

こちらの内容では、鹿児島県教育委員会からも活動中の写真をご提供して頂きました。

感謝申し上げます。その他に、藤田先生と出向いた浜平川公民館での活動、鹿児島県介護予防についても語りました。

以上から見えてきた「接点」とは?キーワードは協働・共生、つながる、ひろがる楽しさを実感中です。

ご縁があり、文部科学省専修学校における先端技術利活用実証研究にも参加しています。

これからは、協働・共生から何がみえるのか?楽しみです。

今回、発表させて頂けることで、私自身をふりかえる機会にもなりました。

ご協力を頂いたみなさん、ありがとうございました。

みなさん、これからもよろしくお願いします。