腱鞘炎からのエギング話!

 先日行った超音波実習は,手首を無理な体制で操作する実習でした。ある学生が,「腱鞘炎で手首が痛いので辛い」と言ってきました。「どうしたの?」と聞くと,「前日に5時間くらいエギングしてたから」と! 釣りをしない方はなんのこっちゃと思うかもしれません。エギングとは,餌木(エギ)と呼ばれる疑似餌(作り物の餌)を釣り糸の先端に取り付け,ロッド(釣り竿)を激しく動かしイカを釣る方法です。

実は私もエギングが大好きなのです!!


餌木(ちなみに私の自作です)

 初めて釣ったのは,何もわからないまま釣具屋で餌木を買い(今思えば買ったのは餌木ではなくスッテといわれるものでした)家のすぐ近くの岸壁で竿を適当に動かしてたら,奇跡的に小さいイカが釣れちゃいました。食べられるイカなのかもわかりませんでしたが,刺身にして食べてみたところ,衝撃的な美味しさだったのを覚えています。このイカはイカの王様と言われるミズイカ(正式名称:アオリイカ)でした。こんな近場でこんなにおいしいイカが釣れるんだと・・・そこからエギングにはまったわけです。


餌木を加えたミズイカ

 今では,エギングだけではなくアジング(疑似餌でのアジ釣り)やジギング(疑似餌で釣る青物釣り)ハギング(疑似餌で釣るカワハギ)などを楽しんでいます。


アジ ※ 死後硬直前の刺身は最高


サゴシ(サワラの子) ※ そのままでは魚臭いが捌けば臭くない


カワハギ ※ 肝醬油で食べる刺身は絶品

 学校の目の前に広がる錦江湾は海の恵みの宝庫です。ミズイカですが,晩夏~秋は鹿児島市内の岸壁や堤防から簡単に釣ることができます。また,雄大な桜島を眺めながらの釣りもなかなか良いものです。我がふるさとの海に感謝です!

 今回は私の趣味ブログ様になってしまいました。すみません。学校のある鹿児島市はこの錦江湾に面していますので,本校に入学すれば遠くの海に遠征しなくても近場で手軽に釣りが楽しめますよ~ と,今回は,このような感じで締めさせていただきます。

P.S. 腱鞘炎の学生は痛みに耐えながら無事に実習終了しました。