2023年5月19日には新1年生と4年生とのコラボ学習会を開催しましたが、今回は1・2・3年生合同のコラボ学習会です。看護を学ぶ上で病気の理解は必須となりますが、苦手な学生も出てきます。このコラボ学習会のねらいは、つまずきそうになっている学生でも、異学年で学びあう事により学習のコツや看護師を目指す熱意や主体性を共有し自己肯定感を高め、チーム医技専の連帯感を学んで欲しいというものです。今回は約212名の学生を16グループに分けて、まずはZoomを使って校長の挨拶、そして担当教員より進め方の説明や注意点の説明を行い、その後集団解決ゲームを使ってアイスブレイクを行ってから各グループ主体で課題学習会を行いました。課題は、事前に夏休みの宿題として複数の疾患について個別に予習をしてもらったうちそれぞれのグループに割り当てられた疾患について解剖生理・病理・病態理解・検査・治療に関して調べまとめました。その成果をポスターセッションで発表できるようにA3用紙両面に発表用レジュメと模造紙にポスターを作成し、展示し、閲覧に来た他グループ学生に対して解説説明していきました。最後はポスター発表を見て聞いて回った後に優秀だと思うグループに投票し、優秀な上位3チームの成績発表・表彰まで行い、大いに盛り上がりました。コミュニケーションに苦手意識を持っていた学生も優しい先輩達との協業でスキルが向上したのではないでしょうか。教員は、今回もチューターとしてコーチとしてファシリテーターとしてグループを巡回しながらグループ主体での学習をサポートしました。2・3年生の皆さんありがとう。1年生の皆さんもまた先輩と学べる時間を楽しみに頑張っていきましょう!
カテゴリー: 看護学科
看護学科 第5回ホームカミングデイ開催!
鹿児島医療技術専門学校看護学科は、卒業生との交流や繋がりを深めるなど卒業生との関係性の維持はもとより新卒1年目の卒業生サポートを兼ねた卒後教育を通じて、地域および病院施設との連携や学科教育水準維持向上の一環として令和元年4年制看護学科1期生卒業時よりホームカミングデイを開催しています。コロナ禍の影響もあり昨年はオンラインでしたが、本日の第5回目は対面開催することができました。ただ、あいにく台風6号の影響で交通機関の乱れが続き、急に参加できない卒業生も複数名おりました。今年も校長の挨拶に始まり、教員は進行役やファシリテーターとして参加。卒後2~6年目の先輩8名にも模擬患者役およびアドバイザーとして参加協力して頂きました。
本日のホームカミングデイ前半は、「ねぇねぇ聞いてタイム」と題して、成長ツリーを利用して、懐かしい仲間と和気藹々近況報告をした後は、今年初めて働いてみて、楽しかったこと、うれしかった事、そして遭遇した困り事や日々の悩みなどを語り合い共有共感した結果、リフレッシュできてモチベーションもあがったようでした。
後半は、夜勤を想定した模擬患者の仮想条件をもとに行動計画立案とブリーフィングを行い、患者役になりきった先輩たちを相手に夜勤で必要な対応を行い、その後にはデブリーフィングを行い、新人として今後直面するであろう課題解決の方策について学びを深めました。特に先輩からの暖かいフィードバックは、新人卒業生のやる気を高めてくれますね。
2つの体験学習の後は、本日参加協力してくれた先輩卒業生たちと交流会。更に深い学びが出来ました。今後も卒業生同志の絆を深めて頑張って行って欲しいものです。
最後に記念撮影!やはり、対面で実施すると緊張感も違うし、喜びも一入です!
また、来年も対面実施できる事を願っています。
1年生 基礎看護学実習始まります!!
看護を学び始めて3か月が経ち、看護学生としての自覚が芽生え始めた1年生の様子をご紹介いたします。
真新しい白衣に身を包み、来週から始めての実習に臨む1年生✨
実習グループメンバー同士で「感染防止の技術」を互いに確かめ合い・学び合いました。
「友達の実施する姿をみて学ぶ部分が多くあった。」
「実習でも、正しい方法で実施できるように根拠を考えながら実施していきたい。」
「自分が感染源にならないように、手洗い・手指消毒を徹底していきたい。」
「前回よりもうまく出来た。実習グループメンバーや先生から指摘されたことも自分自身の学びとなり、いい機会になった。」
という感想が多く聞かれました(^^♪
さあ!全員で基礎看護学実習頑張っていきましょう!
4年生とのコラボ学習会開催
新1年生も入学して1ヶ月半が経過し、少しずつ学校にも馴染んできたようです。友達も出来て楽しい学生生活を送っています。ただ、初めて見聞きする医療系の学習には戸惑う事もあります。人と接し支援する医療職を目指す上で欠かせない基礎科目の1つである解剖生理学の学習を円滑に行えるようにするために、本校看護学科では基礎分野の中に自然科学という科目があります。この自然科学では、化学・生物・物理について学びます。しかし、高校時代、理系ではなかった学生などは化学・生物・物理を学習した経験がありません。しっかりと理解する為には復習が必要となります。でも、化学式や様々な法則を使った計算は、苦手な学生もいます。一人で復習するのは大変!そんな学生の学びの助けとなるのが、本日より始まったコラボ学習会です。今日は、4年生の有志7名が実習の合間の時間に協力参加してくれました。2クラス75名の1年生が一同に会し、4~5名のグループに分かれて主体的に学習しました。4年生と教員はチューターとしてコーチとしてファシリテーターとしてグループを巡回しました。今日は特にブドウ糖のモル(mol)計算や人体でのてこ作用の計算など小テストで出来なかった問題を自分たちで調べたり教えあったり4年生や教員に聞いたりしていました。3限目は昼ご飯の後に副交感神経が優位となり、真面目に授業を受けたい気持ちがあっても生理的にとても眠くなる魔の時間帯!しかし、今日は、皆生き生きと学習に取り組むことが出来ました。4年生の皆さんありがとう。1年生の皆さんもまた先輩と学べる時間を楽しみに頑張っていきましょう!
ここで看護師になる!
明日、3/25(土)はスプリングオープンキャンパス‼
総合(火災・避難)訓練実施 谷山校
本日、谷山校(看護学科・介護福祉学科)の総合(火災・避難)訓練を実施しました。
医療人となる上で大切な災害時の対応について学ぶ機会。夏場と違って、日差しも和らぎ行動しやすい環境でした。皆、不要な私語もなく、交通安全に気を付けて移動するなど、真剣に取り組むことができました。感染症対策もあり、近隣の公園に避難・集合・点呼し、総評を頂きました。
鹿児島市消防局 南消防署 谷山分遣隊 隊長からは、まず、消火器の扱い方法や避難誘導時の注意点や119番通報時の要点などを分りやすく教えて頂きました。そして、今回は訓練であり、先生方の指示で行動しましたが、今後生活する中で体調不良者や火災・災害などに遭遇した場合は、勇気を持って行動(体調不良者や被災者に声かけをしたり、周りの人に119番通報を依頼するなどの協力要請を行うなど)して欲しいとアドバイスを頂きました。自分で出来る事をした後は、皆の協力をもらうようにすることが大切だと学びました。
また、学科長からは、災害が多い時代です。実際に災害が起きた時を想定して、今日は、学校から帰ったら、家庭付近の避難場所等も確認してみて下さい。そして、初期消火と声かけは特に大事ですとアドバイス頂きました。そういった場面に遭遇した際、冷静に行動できるようになるには普段から意識したり考えておくことが大切であると学びました。
今日は、医療とはまた別の意味で人命を守る方法を知る大切な学びの機会となりました。鹿児島市消防局南消防署の皆さま、ご協力ありがとうございました。
看護学科 ホームカミングデイ開催
鹿児島医療技術専門学校看護学科は、卒業生との交流や繋がりを深めるなど卒業生との関係性の維持はもとより新卒1年目の卒業生サポートを兼ねた卒後教育を通じて、地域および病院施設との連携や学科教育水準維持向上の一環として令和元年4年制看護学科1期生卒業時よりホームカミングデイを開催しています。1年目は対面で行えたもののコロナ禍の影響で2年目はオンライン、昨年は対面で実施できましたが、本日の第4回目はまたもオンライン開催となりました。校長の挨拶に始まり、教員は進行役やファシリテーターとして参加しました。卒後2~4年目の先輩3名にもアドバイザーとして参加協力して頂きました。
本日のホームカミングデイ前半は、「ねぇねぇ聞いてタイム」と題して、成長ツリーを利用して、懐かしい仲間と和気藹々近況報告をした後は、今年初めて働いてみて遭遇した困り事や日々の悩みなどを語り合い共有共感した結果、リフレッシュできてモチベーションもあがったようでした。後半は、夜勤を想定した仮想条件をもとに行動計画立案とブリーフィングを行い、仮想条件を実践した仮想動画を視聴し、視聴後にはデブリーフィングを行い、新人として今後直面するであろう課題解決の方策について学びを深めました。
以下は、ホームカミングデイを体験した卒業生たちの感想抜粋です。
久しぶりにみんなと話すことができて楽しかったです。 勉強になりました。 リフレッシュできてとてもいい学びとなりました。 色々な話や考えを聞けてとてもいい機会となりました! 久しぶりに多くの方と会えて楽しかったです。ありがとうございました!
不安でいっぱいの1年目4か月間だったかもしれませんが、恩師や先輩、そして同級生の顔を見て、声を聞いて、また明日から頑張ろう!という気持ちになってくれたかもしれませんね。来年はまた対面で実施できることを祈っています。