介護福祉科の特徴
めざす資格
介護福祉士/国家試験
レクリエーション・インストラクター

想定される進路
学びのポイント
Point1. レクリエーションボランティア
学生主体の活動で、実践力を鍛える!
レクリエーション・インストラクター資格取得のため、さまざまなレクリエーションに参加します。スタッフの経験を積み、レクリエーション指導者としてのスキルアップを図ります。その他、夏季休暇などを利用して自主的に行う福祉施設でのボランティアは、介護の学びを深める大切な機会。現場で勤務している卒業生との交流もあり、仕事の意義を感じることができます。
学生の声
笑顔にふれ、やりがいを実感
利用者さんのことを思いながら、皆でレクリエーションの準備をしました。当日たくさんの笑顔にふれ、介護福祉士になりたいと強く思いました。
ボランティアの流れ

①レクチャー
経験豊富な講師からレクリエーションの基礎を講義と演習を通して学びます。

②計画・準備
学生が主体的にレクリエーション・ボランティアの計画を立てます。

③実践
学生自ら施設へ連絡を取り、実際にボランティアを行います。
Point2. 介護研究発表会
自分の学びを共有し深める
2年次に行う「介護研究発表会」。みんなの前で発表し、議論することでより深い学びにつながります。1年生も聴講し、これからの学習・実習に活かしています。

学生の声
先輩たちの研究発表を聞いて刺激を受けた
もっと勉強を頑張って先輩たちみたいになりたいです。
Point3. 介護福祉学特講
個別サポートで総復習
1・2年生後期、理解を深める総復習を目的にし「介護福祉学特講」を実施しています。また、ポートフォリオを活用した個別指導で国家試験合格と介護実践力の獲得へ導きます。

ポートフォリオとは?
これまでの学習内容をファイリングしたもの。技術の習得など、自分の成長過程を可視化し、目標設定に役立てます。
カリキュラム

入浴
介護施設にある機械浴槽と在宅を想定した浴室で実習。安心感・満足感を与えられる入浴介護技術を身に付けます。

食事
介護を受ける側、介護する側の両方の立場で実習を行います。生活レベルに合った食事介護技術を身に付けます。

高齢者体験
高齢者疑似体験セットを装着し、階段の昇降などを体験。老化や障害による身体的・心理的な状況を実感できます。

医療的ケア
喀痰吸引・経管栄養など、介護福祉士が行う医療的行為を精巧なシミュレータを用いて実践的に学びます。

レクリエーション補助技術
心身の状況に応じた活動や時間の過ごし方を見出すレクリエーションを、創意工夫しながら作成します。
メッセージ
活躍する卒業生
現場で働く卒業生の一日と、学校生活や現在の仕事について聞きました。

特別養護老人ホーム川辺みどり園 勤務
2018年 介護福祉科卒業
森川 隆一 Ryuichi Morikawa
薩南工業高等学校出身
24時間生活をサポート
心あたたまる言葉が喜び
私の働く特別養護老人ホームは、寝たきりや認知症で在宅での暮らしが難しい人の『生活の場』です。24時間・365日、常に専門職による介護が提供されます。交代制の勤務なので、利用者様の状態について職員同士の連携がとても大切です。
入職当時は、仕事を覚えることに精一杯でしたが、先輩方のサポートもあり、充実した日々を送っています。身の回りの介助やレクリエーションを通し、利用者様からいただく温かい言葉は、何よりの喜びです。これからも、利用者様一人ひとりと向き合い、その人らしい毎日を送れるような、心理面・身体面のサポートを目指したいです。

