作業療法学科の特徴

めざす資格

作業療法士/国家試験

福祉住環境コーディネーター2級*
*在学中受験可能

作業療法士 国家試験合格率

想定される進路

総合病院 / 病院 / クリニック / 介護老人保健施設 / 大学院進学 など

卒業後の進路
求人倍率

学びのポイント

Point1. 地域に根ざしたボランティア活動

継続した活動で理解を深める
教員の援助のもと、高次脳機能障害「ぷらむ鹿児島」の方々(当事者と家族)を対象に、学生がオリジナルの活動を企画・提案するボランティアを毎週実践しています。

高次脳機能障害とは?

脳の損傷によって起こるさまざまな症状で、記憶障害・注意障害・遂行機能障害・社会的行動障害などがあります。

高次脳機能障害とは?

活動の目的

家庭復帰後の対象者が対人交流を深め、コミュニケーション能力向上とQOLの向上を目指した作業活動を行っています。

活動の目的

活動の流れ

毎回約1時間/年間28回実施(2019年実施)

活動の流れ1

ボランティアに参加してくださる方々を、教員・学生そろってお出迎えします。

活動の流れ2

活動開始前に談笑しながら、前回の振り返りなど会話することで学生のコミュニケーション能力向上につながります

活動の流れ3

毎回、学生が企画・提案したアイデアが活かされています。

活動の流れ4

企画を進行する能力も社会で役立つスキルになります。

活動の流れ5

実践で役立つ体験ができます。

学生の声

自信につながる大きな経験に
授業で高次脳機能障害を学習していましたが、当事者と触れ合い、座学では学べない当事者の苦悩を知りました。学生たちでプログラム立案、遂行などを経験でき、自信にもつながりました。

Point3. 他学年合同の参加型授業

縦割りチームで主体性を育む
他学年合同でチームを編成し、課題に対する問題解決能力を養う授業。自ら考え、意見できる主体性を身に付けます。1・2 年生は、3 年生の背中に学び、3 年生は集団をまとめる器量を得ます。普段の学習に必要なことを確認できたり、実習や就職の相談もしやすい関係づくりができます。

他学年合同の参加型授業

カリキュラム

義肢装具学

義肢装具学

どうすれば対象者の生活が豊かになるか考え、グループ活動で道具を作成します。その効果や実用性を検討し、学びを深めます。

作業療法治療学Ⅴ

作業療法治療学Ⅴ

対象者ができるだけ満足に作業を行うことを可能にするための、改善法を考える力を養います。

リハビリテーション関連機器

リハビリテーション関連機器

通常、身体の評価や、神経心理学検査を用いた評価を行いますが、より実践に近いドライブシミュレーターを用いた評価も行われます。本校では、これらを学ぶ環境を整えています。

地域作業療法学

地域作業療法学

こころの悩み、病を知るために、人のこころの働きや仕組みを知り、作業療法士としての援助について学びます。

基礎作業学Ⅲ

基礎作業学Ⅲ

作業が持つ特性や治療的活用について学びます。また、「できるようになりたい・してみたい」生活行為をさまざまな手段や道具を利用して支援します。

日常生活活動

日常生活活動

手足が不自由な方には杖や車いすなどの移動手段が欠かせません。目的、環境、使用者や介護者に合わせ、思いを叶えるための生活支援を行っています。

発達障害
発達障害

発達障害

運動や知的に発達の障害がある子どもに対して、将来的に地域の中で自立した生活を送るために必要な学びを得られる環境づくりの支援を学びます。

保育観察実習

保育観察実習
子どもの「できた!」を支援する

作業療法士は、くらし、あそび、まなびの場面で、発達の問題による困りごとを抱えている子どもやその支援者に対し、子どもの「できた!」を支援し、園で学校でまちで「ともに生活する」を提案する専門家です。保育の現場で実習を経験し、子どもたちが困っていること、先生たちが困っていることの両面に目をむけ、作業療法士の役割について学びます。

関連資格の取得

関連資格の取得
福祉住環境コーディネーター2級

福祉住環境に関する様々な問題点を抽出でき、クライアントのニーズ、経済的状況、福祉制度、建築による対応、福祉用具による対応等を総合的に勘案し、各専門職と連携し最適な解決策を提案できるだけの知識・技能を有す資格取得を目指します。作業療法士としての付加価値を高めるもので、2年生・3年生で計3回受験チャンスがあります。

メッセージ

作業療法学生
西原 岳志
作業療法学科 1年
鹿児島実業高校出身

自分から意欲的に学ぶ姿勢

以前、リハビリの先生に助けてもらった経験があり、「いつか自分も人を助ける存在になりたい」と思い、この道を選びました。
オープンキャンパスに参加した際、先輩方の表情がとても明るく、気持ちの良い対応が印象的でした。技術・知識を高めることだけでなく、医療人としての人格形成にも良いと思い、入学を決めました。実際に入学してから、自分でも驚くほど意欲的に勉強に励んでいます。先生方の指導や授業内容、設備面など、学びたくなる環境のおかげです。

作業療法教員
原田 智晃
作業療法学科 専任教員 作業療法士

こころとからだ 支える作業療法士に

作業療法は身体障害・精神障害・発達障害・高齢期障害などさまざまな分野が存在します。その大きなテーマが「生活」です。何らかの事情でその生活が剥奪されると人は幸せに生きていけません。ぜひ本校で人の痛みや苦悩を理解できる、優しい作業療法士を目指しませんか? 本校ではこころとからだについて深く学び、地域生活支援や就労支援など幅広い領域まで活躍できる人材を育成します。

活躍する卒業生

現場で働く卒業生の一日と、学校生活や現在の仕事について聞きました。

作業療法卒業生

医療法人 和風会 加世田病院 勤務

2014年 作業療法学科卒業
出石 真奈美 Manami Ideishi
鹿児島玉龍高等学校出身

「できる!」が増える毎日を笑顔でサポートしたい

精神障害の方々が入院する病院に勤めています。作業療法では、患者様一人ひとりにあった作業によって、日頃からモチベーションを高く入院生活が送れるよう精神機能面もサポートをしています。病気や症状に合わせた作業活動を準備し、リハビリ後は診療記録を作成します。小さな変化も漏らさず書き留めるように心がけています。
職場や他施設の作業療法士の先輩方といろいろと情報を共有すると、毎日学びと発見の連続で、とても充実しています。これからも笑顔を忘れず、患者様に寄り添える作業療法士として頑張っていきたいと思います。

作業療法卒業生 対象者の病気や症状に合わせて、一人ひとり丁寧に作業活動の準備を行っています。危機管理も含め、毎日大事な作業です。
作業療法卒業生 一日のリハビリの時間が終了した後、今日行った診療記録を一人ひとり小さな変化も漏らさず記載しています。