言語聴覚療法学科の特徴

めざす資格

言語聴覚士/国家試験

心理カウンセラー(全米NPL協会〈ABNLP〉公認NLPプラクティショナー)/受講資格*
*在学中受験可能

言語聴覚士 国家試験合格率

想定される進路

  • 医療福祉分野(リハビリテーション科・歯科・耳鼻咽喉科)
  • 医療教育機器メーカー(補聴器・ソフト開発)
  • 児童発達支援事業所の運営
  • 教育現場での支援・相談業務
  • 大学院進学(医学・歯学・工学・教育学・心理学)など
卒業後の進路
求人倍率

医技専ならではの取り組み

患者さんとのコミュニケーションに役立つ心理カウンセラーの資格取得をめざす

全米NLP協会(ABNLP)公認NLPプラクティショナートレーニングコースを受講し、心理カウンセラーの資格取得をめざします。本学科の教員は、この心理カウンセラーを取得しています。

NLPプラクティショナートレーニングとは?

NLPは、1970年代半ばに治療効果を上げる複数のセラピストの治療プロセスを分析し、誰もが活用できる方法として体系化したものが始まりです。NLPとは、パターン化したプログラムを書き換えることで新たな成果を求めるという考え方です。NLPの最初のステップとしての学びが「NLPプラクティショナー」です。

心理カウンセラー
心理カウンセラー
心理カウンセラー
心理カウンセラー

本校の関連施設で学ぶ、実践的な小児演習

小児演習

 原田学園ことばの支援センターや幼保連携型認定こども園(しらゆきこども園)にて、言語聴覚士である本学科職員、センター所属の公認心理師、保育士指導のもと、小児言語聴覚療法を学びます。

郷中教育をモデルとした、本学科独自のつながる教育システム

郷中教育

学年を超えた学び・交流で就職後に活きる縦のつながりを構築

在校生・卒業生・教員から成る縦のつながりを重視した班を形成します。行事や日常の学習でも縦割り班で活動することが多く、先輩は後輩に臨床現場の厳しさ・やりがいなどを伝え、後輩は先輩のアドバイスを糧に成長します。

授業紹介

聴覚障害学演習Ⅰ・Ⅱ

聴覚障害学演習Ⅰ・Ⅱ

子どもたちの聴力(聴こえ)を測定するには、「遊び」を通して行う場合があります。子どもの発達に合わせ、より楽しくより正確に測定するための理論と技術を学びます。

症例演習Ⅱ

症例演習Ⅱ

学習障害や言語発達障害、コミュニケーション障害などにより、生きづらさを感じている子どもたちへの専門的支援を、ことばの支援センターで学習します。

高次脳機能障害学演習Ⅰ・Ⅱ

高次脳機能障害学演習Ⅰ・Ⅱ

脳血管障害などの脳の損傷により生じる「失語症」や「高次脳機能障害」に対し、認知神経心理学的側面(人が物事を考えるプロセスなど)から検査を行います。

嚥下障害学演習Ⅰ・Ⅱ

嚥下障害学演習Ⅰ・Ⅱ

「食べる」ことに障害をもった方が口から食べる喜びを取り戻せるよう、電気刺激を用いた最先端の機器や内視鏡を用いた評価・訓練の知識・技術を学びます。

スピーチリハビリテーション演習Ⅰ・Ⅱ

スピーチリハビリテーション演習Ⅰ・Ⅱ

人の声を科学的に測定する方法を学びます。目には見えない声を機械を通して可視化し、問題が生じている原因を探ることにより、高度な治療につなげます。。

卒業研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

卒業研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

NIRS(近赤外線分光法)を用いて、脳内のヘモグロビン量を測定し脳の血流を確認することにより、未知な部分の多い脳機能を解明していきます。

演習体験レポート

演習体験レポート
これから始まる学外実習に今回の演習での学びを活かしたい

 自分で「評価する」ということで、最初は戸惑いや不安が多くありました。また、同級生に見られるという緊張感もありましたが、授業の中で先生方から視点の解説やポイントを学び、授業の中で何度も学ぶ中で、これまでの知識と結びつけることができたときはとてもやりがいを感じます。評価の重要性や言語聴覚士としての関わりについても多く学ぶことができ、もうすぐ初めての学外実習が始まります。今回の学びを活かし、言語聴覚士にまた一歩ずつ近づいていきたいです。

岡﨑 美優 Miyu Okazaki 言語聴覚療法学科 3年 奄美高等学校出身

メッセージ

言語聴覚学生
樋口 優雅 Yuga Higuchi
言語聴覚療法学科 3年
秀岳館高等学校出身
大角 梨緒 Rio Osumi
言語聴覚療法学科 3年
松陽高等学校出身

日々の積み重ねの大切さを実感しています

 学校では授業で分からなかった部分を友達と教えあったり、グループで1つのことに取り組んだり、一緒に昼食を食べたりと、毎日楽しく過ごしています。勉強は大変ですが、実習や就職した後で困ることがないように毎日勉強に励んでいます。1年生の時から正しい知識や技術を身に付け、積み重ねていくことの大切さを実感しています。 樋口 優雅 Yuga Higuchi

親身になって教えてくれる先生方のおかげで安心です

 学校では臨床現場を想定した講義も多く行われています。アルバイトと勉強との両立で忙しい日々を過ごしていますが、力になってくれる優しい友達と先生方がたくさんいるので助けられています。授業でわからないところがあれば、質問をすると丁寧にわかるまで教えてくださる先生方がいるので安心して授業に臨んでいます。 大角 梨緒 Rio Osumi

言語聴覚教員
松尾 康弘 Yasuhiro Matsuo
言語聴覚療法学科 副学科長 言語聴覚士
公認心理師 日本言語聴覚士協会 理事 修士(保健学)

自分自身で考え、実践できる力が身に付く演習です

 私たち言語聴覚士は「障害」だけを対象にしているのではなく、障害をもった「人」とその「生活」に対し支援を行います。演習では障害をもった方々のために何ができるかを真剣に考え、それを実践できる力を身に付けることが最大の目的となります。評価の流れや各種検査の手続きを履修することはもちろんですが、対象者に対する何気ない会話の方法や表情の出し方、そして礼節を幅広くかつよりリアルに指導してまいります。ここで学ぶ学生たちが、各々の臨床現場で、そしてプロの世界で羽ばたくことを想像し、私たち教員も学生たちと共に全力で演習に挑んでいます。

活躍する卒業生

現場で働く卒業生の一日と、学校生活や現在の仕事について聞きました。

言語聴覚卒業生

かかりつけ言語聴覚士 そらまめ 代表

2005年 言語聴覚療法学科卒業
久保田 空 Haruka Kubota

地域初の言語聴覚士が指導する学習教室を開講

 私は平成30年1月に『かかりつけ言語聴覚士そらまめ』を開設し、4月には、『ことばの教室そらまめ』を開講しました。幼児~学童向け学習教室としては地域初の、発達障害や学習障害の専門である言語聴覚士が指導する教室です。幼少期に重要な、ことばの発達や読み書き・計算の学習を、科学的根拠のある医学的・心理学的検査などに基づき評価し、特性と個別性に応じた個別指導・家庭学習支援を行っています。
 また、教室外の支援ツールとしてLINE@を活用できます。家庭学習のフィードバック、日々の子育てや学校や幼稚園での不安や悩みに、速やかに応じることができます。子どもとその家族の身近な拠り所になれることを、かかりつけ言語聴覚士として大切にしています。
 これらの要素を兼ね備えた学習教室は、地域のみならず、県内でも珍しく、発達特性や学習に困り感を持つ子どもとその家族の支援が必要とされる現代社会の課題に対して、包括的に支援できる社会的貢献度の高い教室だと思っています。

言語聴覚卒業生 家族参画型の学習指導を行い、家庭生活の中に組み込むことができる学習を取り入れ、子どもとその家族が笑顔で学べる家庭学習の習得を提供しています。
言語聴覚卒業生 教室の指導は『学ぶことの楽しさ』に主眼を置き、学習への苦手意識や家庭学習の困り感が解消されるように心掛けています。