日本一

4年生は6・7月の8週間にわたり核医学分野・放射線治療分野の臨床実習があります。

私は奄美大島に臨床実習施設の訪問に行ってまいりました ( 今年は40施設を教員で手分けして訪問 )。

流石の海です。

空港から車で名瀬に向かっている時に、フッと国道58号の標識が目に入りました。

国道58号といえば沖縄のイメージを持つ人が多いかと思いますが、鹿児島市から始まり種子島、奄美大島を通り、沖縄の那覇市までを縦断する日本一長い国道です(割と有名)。

鹿児島から沖縄まで?道があるの?橋?トンネル?

いいえ、何もありません。海です。

実はこの国道58号は海上国道と呼ばれる、道のない海上部分が存在し、総延長881.9kmあるそうです。

気になったので起点にチョット行ってみました。

ココです。

鹿児島県民文化センターの前です。

振り向くと“西郷ど~ん!”

因みに実習先の学生は頑張っていました。

みんなこの実習期間に大きく大きく成長して帰ってくることでしょう(望)。

 

教員の研究内容が海外雑誌に掲載されました

診療放射線技師は、日常的な業務以外に、研究力も問われる職種であります。
特に最近は、より高度な知識を要求されるため、より研究力を問われるようになってきております。

本校でも、「卒業研究」という科目で、研究力を養うことができます。
当然、卒業研究を教える教員にも研究力が必要なわけであり、学生とともに研究力を磨いております。

そんな「研究」ですが、診療放射線技術学科教員の研究内容が、先日海外雑誌に掲載されました。

ざっくり内容を説明すると、MRIの機械を用いて、試験管で実験をしたら面白い結果になりましたよ、といったものになります。

こういった、「研究」に関する話題も、オープンキャンパスに来ていただければお話しできます。
ぜひ、オープンキャンパスにお越しください。

医療画像のAI開発を行いました!!

こんにちは。

診療放射線技術学科の馬場です。

 

7月9日、10日の2日間、富士フィルム株式会社による特別講義を3年生に向けて実施しました。

講義内容は「AI開発体験」で、大腰筋抽出(Segmentation)と骨粗鬆症リスク判定(Classification)のモデル構築を行いました。

 

学生にはAIを学習させるための教師画像作成(アノテーションという観察部分に目印をつける作業)に取り組んでいただきました。

精度の高いAIを開発するには良質なデータが必要です。

アノテーション作業はAIの精度に大きく影響するので大変重要な工程となります。

 

学生等は周りと相談しながら楽しくアノテーションを行っていました。

 

今回の講義では、医療×AIに関する知見だけでなく、AI開発の大変さも理解できた大変有意義な講義だったと思います。

今後も「医療×AI」教育を率先して取り込んだ診療放射線技師教育を行っていきたいと思います。

 

少しでも興味を持った学生は、是非オープンキャンパスへご参加ください。

オープンキャンパスの体験学習では、「Excelで画像を作成しよう」を私は行っております。

 

それでは(@^^)/~~~

 

相良病院での早期臨床体験実習

早期臨床体験実習とは、入学したばかりの学生が実際に医療の現場を体験することを目的とした実習です。
早期に臨床実習を体験することにより、医療従事者としての自覚を持つことができる、とされ、医学部では当たり前のように行われております。
診療放射線技術学科では、これまで臨床実習が開始されるのは3年生からでしたが、本年度、2年生を対象とした早期臨床体験実習を計画し、先日、相良病院にて実習が行われました。

相良病院(https://www.sagara.or.jp)は鹿児島市中心部に位置する、とても綺麗な外観の病院で、特に乳房検査に力を入れております。

現場の診療放射線技師さんに、講義を行っていただきました。学生も一生懸命聞いております。

講義のあとは、乳房X線撮影(マンモグラフィー)の撮影手技について、教えていただきました。

乳房の超音波検査も教えていただきました。解剖が難しいですね。

みなさま、大変勉強になったようで、将来診療放射線技師になるということを改めて自覚したようです。
来年度以降も、早期臨床体験実習を継続して行いたいと思います。

臨床実習中

本学科の4年生は現在、放射線治療・核医学検査に係る内容について、北は埼玉県、南は沖縄県での病院で実習を受けている真っ只中です。それぞれが色々と経験をされ、様々な事を感じているかと思います。

今回の臨床実習を通して、少しでも「学び」が深まることを期待しています。酷暑が続き、また、沖縄と奄美大島以外はまだ、梅雨の最中で大雨が今後、心配されますが、最後まで気を引き締めて臨床実習を頑張っていただきたいと願うばかりです。

長期実習開始。

4年生が6月7月に行われる実習へと向かいました。無事にこの日が迎えられたことで安心しています。しばらくは寂しくなりますが、たくましく、元気で戻ってくることを陰ながら応援している日々です。

寂しいですね。

登校している学生は2人、寂しい。

実習直前まで勉強

実習直前まで勉強、頭が下がります。

5/31の記念

乗り越えることのできない困難はない、必要なのは思いを共有できる友人です。2か月間頑張りましょう。。。

皆さんの帰りを、全力で、トイレ掃除をしながらお待ちします。

自分の付加価値を高めてみませんか?

診療放射線技術学科では、4年間のカリキュラムを経て、国家試験に無事合格すると、
「診療放射線技師」の国家資格が付与されます。
国家資格を取得できることは、非常に素晴らしいことであります。
ただ、本校に入学する方にはもうひと踏ん張りして欲しいと私は考えてます。

なぜなら、大半の方は国家試験に合格できるのであり、
「他の人より秀でている部分はありますか?」「何か4年間の学生生活で達成したことはありますか?」
と聞かれた際、返答に困ってしまうと思います。

診療放射線技術学科に入学する学生にお勧めする資格に、
第1種放射線取扱主任者・医療情報技師
などがあります。
この資格を学生のうちに取得しておくと、就職活動の際に履歴書に書けますし、
何より自らの付加価値を高められます。

「自分の付加価値を高める」ということで、私も資格取得にチャレンジしてきました(1年前です、、、)。
その結果、こんな賞状をいただけました。

「磁気共鳴専門技術者」は、MRIを専門とする技師の取得できる資格で、「上級磁気共鳴専門技術者」は、もう1段階上の資格に該当します。
鹿児島県ではまだ2人しか認定されていないということで、「付加価値」を高めることに成功したといえます。

年寄りの私でも「付加価値」を高めることができました。
若いみなさんもきっとできると思います。
本校に入学した際には、付加価値を高めること、資格取得にぜひチャレンジしてみてください。

4年ぶり

以前のような大掛かりなものではありませんでしたが、12月16日(土) に4年ぶりに学園祭が開催されました。

生憎の天気でしたが、みんなワチャワチャと楽しそうで、色々な模擬店も出店されていました。

ちゃんと学科や診療放射線技師の紹介などためになる事も行われていました。感心。

本校の卒業研究で開発した放射線防護のカードゲームも紹介されていました。

ためになるねぇ

そんな中、4年生も20名ほどが勉強のために学校来ているということで、教室を覗いてみると痕跡はあるものの

誰もいません…

丁度お昼時だったために、買い出しに行っていたようです。

1年生から3年生までは一つの目的に向かってクラス全員で協力し合い、結束を強くする機会になったと思います。

また、一度も学園祭を行うことのできなかった4年生はその雰囲気を少し味わい、勉強ばかりの毎日の気分転換になっているといいですね。

 

そんなこんなで徐々に日常が取り戻されているのを感じた一日でした。

 

 

RSNA2023

今回は嬉しく、おめでたいニュースをお伝えしたいと思います。

本校の診療放射線技術学科の卒業生で、RSNA2023に論文が今年の8月にアクセプト(受け入れる)されました。RSNAというのはRadiological Society North Americaの略で北米放射線学会というアメリカの学会です。

もちろん、アメリカの学会ですから、論文は全て英語です。その内容は

 

「人体への影響を考慮した低線量・低造影量の心筋遅延造影CTにおいても良好な画質を担保する手法の開発」

です。

国外の学会に論文が認められたこと、そして、しっかり研鑽し、成長している姿を本当に嬉しく思います。

第51回日本放射線技術学会(名古屋)にて学生が発表しました

2023/10/27-2023/10/29の日程で、名古屋国際会議場にて診療放射線技師の全国学術大会が開催されました。

本校から8名の生徒が参加し、うち2名が研究発表を行いました。

約1年間の研究を、全国大会で発表でき、学生も大満足のようです。
発表スライドの一部はこちら↓

研究発表に興味が湧いた方は、ぜひオープンキャンパスに来てください。