精神障害の講義で障害について考えてみた

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こんにちは、作業療法学科の松野下です。

4/7(火)は、作業療法学科2年生の精神障害Ⅰの初講が行われました。

精神障害を理解する前に障害とは何かについて考える講義でした。

講義中に視聴した知的障害を持つ方の動画について感想文を書いてもらいました。学生Aさんの了承を頂き、感想文を紹介します。

動画を視聴して、私は、障害を抱えている本人の、「自分ができることをしよう」という、ひとつひとつの前向きな行動が、障害を抱えていることを自分の強みにしているように見えて、とても魅力を感じました。

私の障害に対する今までのイメージは「怖い」や「関わりにくそう」など、マイナスなことばかりでした。しかし、今回の動画や、1年次の見学実習を通して、まわりの人(自分たち)の接し方の工夫ひとつで、その人を助け、大きな力になることを知りました。

また、まわりに協力を得て、経験を重ねていくことで、それがその人の自信に繋がります。これを踏まえて、しっかりとその人を理解すること、その人らしさを引き出し、信頼関係を築いていくことなど、困っている人が助けを求めやすい環境をつくっていくことが必要だと思います。

そして、障害を抱えていることを、マイナスに背負わなくてもいいような優しい世界にみんなでしていくことが大切だと私は考えます。

 

初回の講義で障害について感じて欲しかった事をよく受け取ってくれた感想文でしたので紹介させていただきました。

我々は何事においてもそうですが、知らないという事で、不安や不信、そして恐怖などを感じてしまいがちです。

障害をもつ方々を理解するには、接することが一番ですが、最近では、テレビやネットにも素晴らしい動画があります。このタイミングだからこそ、知る機会を増やしてみましょう。